リズムあそび

音楽経験で使う曲は音楽的に優れた曲の中からリズム表現に適した曲を選んで使うようにしています。リズム経験を通して子ども達の音楽的感性が豊かになり、また音楽をもちいて楽しみながら体の発達がうながされていくようにと考えています。
幼稚園で音楽経験として取り上げているのは、歌、リズム活動、簡易楽器の使用を通してであり、それらによって創作的表現に対する興味を持つことです。
園では音楽活動をどのように取り組んでいるのか子どもたちの姿を通してお話します。

よく聴くこと
聴くことを通して子どもたちは色々に感じます。「明るい感じがした」「木の葉がお話しているようだった」など・・・。音楽から呼びおこされる感じる心を大切に育てています。
リズムをとる
体全体を使って、リズムを体に響かせて感じたままを表現しています。  「○○ちゃんはこんな風にしていたよ。まねっこしてみよう」  いくつかのやり方をひろいあげてみんなでリズムをとります。
幼児の基本運動をピアノに合わせて動く
幼児期の基本運動の中の歩く、つま先歩き、走る、ジャンプ、ケンケン、スキップ、ギャロップ、スライディング、リーピングなどリズムに合わせて動きます。音楽に乗って楽しく動いているうちに、心身の成長を助け、よいリズム感が表現を通してはぐくまれていきます。
音楽を通して自由表現を楽しむ
子どもたちは自由表現が大好きです。お花や木の葉、飛行機、動物など色々なものになって自由に感じたままを表現します。「葉っぱさん 軽いからふんわり落ちるんだよ」イメージしていることが音楽を通してなお豊かに表現されていきます。
歌や奏楽を楽しむ
  • 子どもたちと一緒に歌う歌は、詩としてもしっかりしているもの、メロディーも音楽的なものを選んでうたっています。
    合奏
    「高い音はどのようにすればいいでしょう?」「この楽器はどこで鳴らすとピッタリするのかしら?」と話し合いながら作りあげていきます。同じ曲でもクラスによって少しずつちがった合奏になります。
    年長さん“クシコスポスト”・年中さん“楽しき農夫”・年少さん“ジプシーロンド”楽しんだ合奏です。